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シニア犬がご飯を食べない!原因と対処法、おすすめの食材を解説

シニア犬がご飯を食べない!原因と対処法、おすすめの食材を解説

シニア犬になると、これまで問題なく食べていたご飯を急に食べなくなることがあります。 老化に伴う食欲の変化や体調不良、環境の変化 など、さまざまな理由が考えられます。愛犬がご飯を食べなくなったときに焦らず対応するために、 主な原因や対処法、食べないときの注意点、シニア犬におすすめの食材 について詳しく解説します。

犬がご飯を食べなくなる主な原因

犬がご飯を食べなくなる主な原因

犬がご飯を食べなくなる主な原因について説明します。

1. 老化による食欲低下

シニア犬になると代謝が落ち、活動量が減るため、必要なエネルギー量も少なくなります。その結果、若い頃よりも食欲が低下し、食事の量が自然と減ることがあります。
また、嗅覚や味覚の衰え も原因の一つです。これまで食べていたフードの香りや味を感じにくくなり、興味を示さなくなることがあります。

✅ 消化機能の変化
シニア犬の消化器官は、加齢とともに 胃腸の働きが弱くなり、食べ物を分解・吸収する能力が低下 します。そのため、消化の悪いフードや脂っこい食事を避け、消化しやすいものを与えることが大切 です。

✅ 嗅覚や味覚の低下
年齢とともに嗅覚や味覚が鈍くなるため、 以前は好んで食べていたフードに興味を示さなくなる こともあります。
この場合は、ぬるま湯でふやかしたり、ウェットフードを加えて香りを引き立たせることで食欲を刺激 できます。

✅ 噛む力の低下
歯が弱くなったり、歯周病で歯茎が痛むと、固いフードを食べたがらなくなることがあります。
この場合は、ドライフードをふやかして柔らかくするか、ウェットフードやムース状の食事に切り替える ことで食べやすくなります。

2. 病気や口腔トラブル

歯周病や歯のぐらつき、口内炎 などがあると、 食べる際に痛みを感じるため、食欲が落ちることがあります。シニア犬は歯石が溜まりやすく、歯周病になりやすいため、定期的な歯のチェックや歯磨き習慣が重要です。

✅口腔トラブル(歯周病・口内炎など)
歯周病や口内炎があると口の中が痛くて食べられなくなることがあります。
この場合、以下の症状が見られることがあります。
🔹口臭が強くなる
🔹片側の歯でしか噛まない
🔹食べ物を口に入れてもすぐに吐き出す

✅内臓疾患(腎臓病・肝臓病・胃腸の病気)
腎臓病や肝臓病などの内臓疾患にかかると、食欲が落ちることがあります。
特に、腎臓病の犬は、タンパク質やリンの代謝がうまくいかず、吐き気や食欲不振を引き起こすことが知られています。

✅消化器系の不調(胃腸炎・便秘・下痢)
胃腸炎や便秘、下痢などの消化器トラブルがあると、一時的に食欲が落ちることがあります。
特に、シニア犬は胃腸の働きが弱まるため、脂っこい食事や刺激の強い食べ物を食べると不調を起こしやすいです。

3.ストレスや環境の変化

引っ越し、家族構成の変化、生活リズムの変化など、環境が変わることでストレスを感じ、ご飯を食べなくなることがあります。シニア犬は環境の変化に敏感なため、できるだけ普段と同じ生活パターンを維持することが大切です。

特にシニア犬になると、ストレス耐性が低下し、小さな変化でも大きく影響を受けることがあります。例えば、
✅飼い主が仕事の都合で家を空ける時間が長くなった
✅家のレイアウトが変わった
✅旅行やペットホテルの利用で環境が変わった

こうした環境の変化があった場合、できるだけ早く安心できる状況を整え、スキンシップを増やしてストレスを軽減させることが重要です。

4.フードに飽きた、好みの変化

シニア犬は嗅覚や味覚が衰えることで、今まで食べていたフードの香りや味に興味を示さなくなることがあります。また、長年同じフードを食べ続けたことによる飽きも考えられます。
急にフードを変えると胃腸に負担がかかるため、少しずつ混ぜながら移行することが大切です。

5.運動不足による食欲低下

シニア犬になると運動量が減少し、消費カロリーが少なくなるため、食欲が低下することがあります。特に散歩の回数が減ったり、寝ている時間が長くなったりすると、自然と食事の量も減ることが多いです。

シニア犬がご飯を食べないときの対処法

シニア犬がご飯を食べないときの対処法

シニア犬がごはんを食べないときどのように対処すればいいのかを解説します。

1.フードの種類を変える

シニア犬は加齢によって嗅覚や味覚が衰え、今まで食べていたフードに興味を示さなくなることがあります。また、消化機能の低下により、脂肪分の多い食事や硬いフードが負担になることも。そのため、より香りが強く、消化しやすいフードを選ぶことがポイントです。

・胃腸にやさしいフードに変更する(低脂肪・消化しやすいもの)
・消化を助けるサプリメント(乳酸菌・酵素)を取り入れる

✅ウェットフードを試す(ドライフードよりも香りが強く、食感が柔らかい)
✅ぬるま湯やスープでふやかす(香りが立ち、食べやすくなる)
✅手作り食やトッピングを加える(鶏ささみや野菜を加えて食欲を刺激)
•フードの種類やトッピングを工夫する

また、急にフードを変えるとお腹を壊すことがあるため、今までのフードに少しずつ新しいフードを混ぜながら変更するのが理想的です。一度に食べる量を減らし、回数を増やすことで、消化を助けながら食欲を維持することもできます。

2.口腔内の健康チェックとケア

シニア犬は歯周病や口内炎、歯のぐらつきなどの口腔トラブルを抱えやすく、口の痛みが原因で食事を避けるケースが多いです。口腔内の異常を放置すると、食事量の減少だけでなく、細菌が血液に入り全身に影響を及ぼすこともあるため注意が必要です。

✅歯周病がないかチェック(歯茎の腫れや口臭がある場合は動物病院へ)
✅歯磨きやデンタルガムを活用(歯の健康維持に役立つ)
✅柔らかいフードに切り替える(噛むのが難しい場合はふやかし食を)

シニア犬は定期的に歯のチェックを行い、早めに適切なケアをすることが大切です。また、柔らかい食事ばかりを与えると、顎の筋力が衰えることもあるため、無理のない範囲で硬さを調整しながら与えることもポイントです。

3.食事の時間を工夫する

シニア犬は食事に対する意欲が低下することがあるため、食事の環境やタイミングを調整することで食欲が回復しやすくなります。

✅食事の回数を増やす(1回の量を減らし、1日3〜4回に分ける)
✅食器の高さを調整(高すぎると食べづらいため、適度な高さの台を用意)
✅食べやすい場所で与える(静かで落ち着いた環境で食事を)
✅無理のない範囲で軽い散歩やストレッチを取り入れる
✅おもちゃを使った遊びで適度な運動を促す
✅食事前に少し体を動かして空腹感を刺激する

特にシニア犬は、消化機能が低下しているため、一度にたくさん食べると胃腸に負担がかかることがあります。食事回数を増やし、消化しやすいフードにすることで負担を軽減できます。
また、ストレスを感じると食欲が落ちることもあるため、生活環境を整え、リラックスできる食事環境を作ることも重要です。

食事の前に軽い運動を取り入れることで、食欲が回復しやすくなるため、シニア犬のペースに合わせた適度な運動を心がけることが大切です。

4.動物病院で健康チェックを受ける

犬が1〜2日食事をしない場合は様子を見ても良いですが、3日以上食べない、または嘔吐や下痢を伴う場合は早急に動物病院を受診する必要があります。

✅食欲不振が数日続く場合はすぐに受診
✅嘔吐、下痢、元気がない場合は病気の可能性がある
✅定期的な健康診断を受け、早期発見・早期治療を心がける

受診が必要なサイン
• 食欲不振が3日以上続く
• 嘔吐や下痢、元気がない
• 急激な体重減少がある
• 水も飲まなくなった


また、定期的な健康診断(半年に1回)を受けることで、病気の早期発見が可能です。特に腎臓病や肝臓病、消化器疾患などは初期症状が食欲低下だけというケースが多いため、早めの受診が重要になります。
動物病院では、血液検査やエコー検査で健康状態をチェックし、食欲低下の原因を特定することができます。また、必要に応じて栄養補助剤や食欲増進剤の処方を受けることも可能です。

シニア犬がご飯を食べないときの注意点

シニア犬がご飯を食べないときの注意点

シニア犬がご飯を食べなくなると、飼い主としてはとても心配になります。しかし、焦って無理に食べさせようとすると逆効果になることもあるため、慎重な対応が求められます。ここでは、シニア犬の食欲低下時に気をつけるべきポイントを詳しく解説します。

✅無理に食べさせない
シニア犬がご飯を食べないと、「何としてでも食べさせなくては」と焦ってしまうことがあります。しかし、無理に口の中にフードを押し込んだり、強制的に食べさせると、食事そのものへの嫌悪感を抱いてしまうことがあるため注意が必要です。また、無理やり口に入れたフードが誤嚥(ごえん)を引き起こし、肺炎の原因になることもあります。
まずは食べやすい工夫をしてみることが大切です。食事の温度を調整したり、香りを強めたりすることで食欲が戻ることもあります。また、どうしても食べない場合は、獣医師に相談し、食欲増進剤の使用や点滴での栄養補給を検討することも一つの方法です。

✅水分補給はしっかり行う
シニア犬が食事を取らないと、同時に水分摂取量も減少しがちです。特に脱水症状になると、体調が悪化し、さらに食欲が落ちる悪循環に陥る可能性があります。水分補給はとても重要なため、普段よりも意識して水分を摂らせる工夫が必要です。

水分補給のポイント
• 新鮮な水をいつでも飲めるようにする
• フードをぬるま湯やスープでふやかす
• 犬用の水分補給ゼリーやスープを取り入れる
• スプーンやスポイトを使って少しずつ与える
• 電解質を補えるペット用の経口補水液を活用する

特に高齢犬は腎機能が低下しやすく、脱水が命に関わることもあるため、1日にどれくらい水を飲んでいるかを確認することが重要です。水を飲まなくなった場合は、速やかに動物病院を受診しましょう。

✅体重の減少を確認する
食欲不振が続くと、シニア犬は体重が急激に落ちてしまうことがあります。体重減少は、単なる加齢ではなく、病気のサインである可能性もあるため注意が必要です。

体重の減少をチェックする方法
• 抱っこしたときに骨が浮き出ている感じがする
• 肋骨や背骨が触りやすくなった
• 以前よりも体が軽く感じる
• 体重計で測定し、数値で管理する

1〜2週間で明らかに体重が減少している場合は、病気の可能性も考えられるため、速やかに動物病院で診察を受けましょう。特に腎臓病やがん、糖尿病、甲状腺機能低下症などの疾患が隠れている場合もあるため、血液検査や尿検査を行うことが推奨されます。
また、痩せてしまったシニア犬には、高カロリー・高栄養のフードやサプリメントを取り入れることも有効です。獣医師と相談しながら、適切な栄養補給方法を考えていくことが大切です。

シニア犬が食事を取らないときは、無理に食べさせるのではなく、食欲が戻る工夫をしながら、慎重に様子を見ることが大切です。また、水分不足や体重減少がある場合は、放置せずに早めに獣医師に相談し、適切な対処をすることで健康を守ることができます。

シニア犬におすすめの食材

シニア犬におすすめの食材

シニア犬の食欲が落ちてきたときは、消化が良く、栄養価の高い食材をプラスすることで食欲を刺激し、健康を維持することができます。特に、高タンパクで低脂肪の食材や、消化しやすい炭水化物、健康維持に役立つ発酵食品などを適切に取り入れることが重要です。
食欲が落ちたシニア犬には、消化が良く、栄養価の高い食材をプラスするのも効果的です。

1. 高タンパク&低脂肪の食材
シニア犬は筋力の維持が重要ですが、脂質の摂りすぎは消化器官への負担となるため、低脂肪で消化の良いタンパク源を選びましょう。
✅鶏ささみ(脂肪が少なく消化が良い)
高タンパクで低脂肪の代表的な食材。柔らかく茹でたり、細かくほぐして与えると食べやすい。
✅白身魚(タラ、サワラなど)(良質なたんぱく質が豊富)
消化しやすく、DHAやEPAといった良質な脂肪酸も含まれ、シニア犬の脳や関節の健康維持にも役立つ。

⚠注意点
魚は骨をしっかり取り除いて与えてください。塩分のある加工品(干物、練り物など)は与えないようにしましょう。

2. 消化しやすい炭水化物
シニア犬は消化機能が低下しやすいため、エネルギー補給のために消化しやすい炭水化物を適量取り入れることが重要です。
✅かぼちゃ(甘みがあり、食欲増進に役立つ)
ビタミンA・C・Eが豊富で抗酸化作用があり、免疫力アップも期待できる。
✅さつまいも(ビタミン豊富で消化に優しい)
食物繊維が豊富で腸内環境を整えるのに役立つが、与えすぎると便がゆるくなることもあるため注意。

3. 健康をサポートする食材
腸内環境を整えたり、免疫力を向上させる発酵食品を少量加えることで、シニア犬の体調管理に役立ちます。
✅ヨーグルト(無糖)(腸内環境を整える)
乳酸菌が豊富で、シニア犬の消化を助ける。ただし、犬によっては乳糖不耐症の場合もあるため、少量から試すのがポイント。
✅納豆(少量)(発酵食品で消化を助ける)
納豆菌が腸内環境を整えるほか、大豆タンパクが筋力維持にも役立つ。

⚠注意点

ヨーグルトは必ず無糖のものを選ぶ(加糖タイプはNG)。
納豆は細かく刻むか、ペースト状にして与えると食べやすい。
アレルギー反応が出る場合があるため、少量ずつ試す。

※食材は必ず加熱して与え、アレルギーの有無を確認してから少量ずつ試してください。

シニア犬が食事を食べないときは、香りが強く、食べやすい食材を取り入れることで食欲を刺激することが大切です。また、消化機能の低下に配慮し、消化しやすい食材を選ぶことも重要です。

✅低脂肪で消化の良いタンパク質(鶏ささみ、白身魚)を選ぶ
✅エネルギー補給のために、消化しやすい炭水化物(かぼちゃ、さつまいも)を適量取り入れる
✅腸内環境を整える発酵食品(ヨーグルト、納豆)を活用する

ただし、どの食材も少量から試し、アレルギー反応がないか確認しながら与えることが大切です。シニア犬の体調に合わせて食事を工夫し、無理なく健康を維持できるようサポートしていきましょう!

老犬のご飯を変更するときのポイント

老犬のご飯を変更するときのポイント

シニア犬になると、食欲の低下や消化機能の変化により、これまで食べていたフードが合わなくなることがあります。そのため、老犬に適した食事へ切り替えることが重要ですが、急な変更はかえって消化不良や食欲低下を引き起こす可能性があるため、慎重に進める必要があります。ここでは、老犬のご飯を変更する際のポイントを詳しく解説します。

1.徐々に切り替える

新しいフードに変更するときは、いきなり全てを変えず、少しずつ混ぜながら切り替えていくのが基本です。

✅1日目〜3日目:新しいフードを1/4、元のフードを3/4
✅4日目〜6日目:新しいフードを1/2、元のフードを1/2
✅7日目〜9日目:新しいフードを3/4、元のフードを1/4
✅10日目以降:新しいフードに完全移行

このように10日ほどかけてゆっくりと切り替えることで、胃腸への負担を最小限に抑えることができます。

2.食感や香りを調整する

老犬は嗅覚や味覚が衰えるため、食べ慣れたフードからの変更に戸惑うことがあります。

✅ドライフードの場合:ぬるま湯やスープでふやかして、香りを引き立たせる
✅ウェットフードの場合:ほんのり温めると香りが強くなり、食欲を刺激する
また、トッピングを加えるのも有効です。例えば、
✅鶏ささみや白身魚を細かくほぐして加える
✅ヨーグルト(無糖)やすりおろした野菜を少量混ぜる

フードの食感や香りを調整することで、スムーズに新しいご飯に慣れてもらうことができます。

3.老犬に合った栄養バランスを考える

老犬になると代謝が落ち、筋肉量が減少しやすくなるため、食事の栄養バランスにも注意が必要です。

✅高タンパク・低脂肪(筋肉維持のために良質なタンパク質を)
✅消化の良い炭水化物(さつまいもやかぼちゃなど)
✅関節サポート成分(グルコサミン・コンドロイチンを含むフードがおすすめ)

市販のシニア犬用フードは、消化吸収のしやすさや栄養バランスが考えられているため、愛犬に合ったものを選びましょう。

4.便の状態をチェックしながら調整する

フードを変更する際は、便の状態をよく観察することが重要です。

✅正常な便:適度な硬さがあり、形がしっかりしている
✅柔らかい便・下痢:フードが合わない可能性があるため、一旦元の食事に戻す
✅便秘気味:食物繊維の多い食材(かぼちゃ・にんじん)を追加してみる

便の変化は、フードが消化に合っているかどうかの重要なサインなので、食事変更後は注意深くチェックしましょう。

5.無理に変更せず、獣医師と相談する

老犬は食事の変化に敏感なため、無理に変更すると食欲低下や体調不良につながることもあります。

もし、新しいフードをなかなか受け付けない場合は、
✅元のフードに戻して様子を見る
✅トッピングを活用して少しずつ慣れさせる
✅獣医師に相談して、別の選択肢を考える

特に腎臓病や心臓病などの持病がある場合は、食事制限が必要になることがあるため、必ず獣医師のアドバイスを受けながら進めることが大切です。

シニア犬がご飯を食べないときは無理せず工夫を

シニア犬がご飯を食べないときは無理せず工夫を

シニア犬がご飯を食べなくなる原因は老化、口腔内のトラブル、病気、ストレスなどさまざまです。まずは食事の種類や環境を工夫し、それでも食べない場合は動物病院で健康チェックを受けることが重要です。

また、食べやすい食材を取り入れたり、食事の回数や方法を調整することで、シニア犬の食欲を回復させることができます。愛犬がシニア期を快適に過ごせるよう、焦らず優しくサポートしながら、最適な食事管理を心がけましょう。

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