シニア犬との生活で気をつけていること

〜老犬との毎日を、穏やかで心地よいものにするために〜
■ シニア期は「第二の子犬時代」?
愛犬が年を重ねるにつれ、ふとした瞬間に「老い」を感じることがあります。
寝ている時間が増えた、階段をゆっくり登るようになった、呼んでもすぐに反応しない…。
でもそれは、悲しいことではなく、一緒に過ごしてきた証。
人間と同じように、シニア犬にも穏やかで快適な生活をサポートする工夫が必要です。
今回は、私自身の経験も交えながら「シニア犬との暮らしで気をつけていること」を5つご紹介します。
1. 食事内容を見直す:消化にやさしく、栄養価の高いものを
年齢とともに、消化機能や歯の健康にも変化が出てきます。
我が家では、以下のような対応をしています:
フードをお湯でふやかしてやわらかく
腸内環境を整えるサプリを追加
タンパク質は控えめにしつつ、ビタミンやミネラルはしっかり補給
CHECKポイント:
飲水量、便の様子、食いつきなどを毎日観察しています。
少しでも変化があれば、早めの受診を意識しています。
2. お散歩の「質」を重視するように
若い頃のようにガンガン走るのではなく、ゆっくり・無理のない範囲で歩くようにしています。
シニア犬にとっては、「歩くこと」自体が筋力維持や認知症予防にもつながる大切な運動です。
取り入れている工夫:
坂道や段差を避け、フラットなコースを選ぶ
クッション性の高いハーネスや靴を使用
気温や湿度にも敏感に配慮(暑すぎ・寒すぎNG)
3. スキンシップとマッサージで心身ケア
シニア期になると、皮膚が薄くなったり、関節のこわばりが出てくることも。
朝や就寝前に優しくマッサージをしてあげる時間を習慣にしています。
血行促進
関節の柔軟性維持
何より、心が落ち着く安心の時間になります
声をかけながらゆっくり撫でるだけでも、リラックス効果があります。
4. 「変化」に敏感になることが何より大切
シニア犬との生活では、「昨日まで元気だったのに…」ということも少なくありません。
だからこそ、日々の小さな変化に気づける感覚を持つことが、最大のケアになると感じています。
気をつけて見ているポイント:
食欲/飲水量の変化
呼吸の荒さやリズム
寝ている時間、起きる回数
排せつの様子
5. “思い出作り”をあきらめない
「もう年だから」ではなく、今だからこそできることもあります。
ゆっくり歩くペースでのカフェ巡り、季節の風を感じるドライブ、記念撮影…。
そして「刻-TOKI-」では、シニア犬との日常を形に残すメモリアルアイテムをご提案しています。
たとえば…
シニア犬の毛を使ったメモリアルジュエリー
老犬用の柔らかい素材を使った名入り首輪
飼い主とおそろいで身につけられるブレスレット&チャーム
いつか来るその日まで、後悔のないように今を大切に。
それが「刻-TOKI-」が届けたい想いです。
まとめ|「今このとき」が宝物になるように
シニア犬との暮らしは、気を遣うことが増えるかもしれません。
でもそれ以上に、深い絆と優しい時間に満ちています。
年を重ねたからこそ見せてくれる表情や仕草。
それらは、かけがえのない“刻”として、心に刻まれていきます。
ぜひ、あなたも愛犬との毎日を、少しだけ丁寧に、やさしく見つめ直してみてください。