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遺骨ダイヤモンドは嘘?本当に作れるのか徹底解説

遺骨ダイヤモンドは嘘?本当に作れるのか徹底解説

「遺骨からダイヤモンドができるなんて嘘では?」と疑問に感じたことはありませんか?
遺骨ダイヤモンド(メモリアルダイヤモンド)は近年注目されている新しい供養の形であり、大切なペットや家族の“存在”を、形として永遠に残すことができる特別な宝石です。しかし、その製造工程や科学的根拠が一般にはまだ浸透していないため、一部で「本当に遺骨からダイヤができるの?」「詐欺では?」といった疑念の声が上がるのも事実です。

そこで本章では、「本当に遺骨からダイヤモンドができるのか?」という疑問に対して、科学的根拠と実際の製造プロセスを交えながら徹底的に解説します。

遺骨ダイヤモンドとは何か?

遺骨ダイヤモンドとは何か?

遺骨ダイヤモンドとは、亡くなった人やペットの遺骨や毛、あるいは爪や血液などに含まれる**炭素(Carbon)**を抽出し、超高温・超高圧の環境下で人工的に結晶化させたダイヤモンドです。天然のダイヤモンドが地中深く、地球のマントル内で何百万年もの時間をかけて生成されるのに対し、遺骨ダイヤモンドはそれを再現する装置を使って、数か月という短期間で製作されます。
この製造技術は「人工ダイヤモンド」や「ラボグロウンダイヤモンド」とも呼ばれる分野の一つであり、すでに半導体分野や工業用工具、宝飾品にも利用されているほど確立された技術です。

詳しくは「ペットの遺骨ダイヤモンドとは?作り方や必要な量も徹底解説!」をご参照ください。

炭素は遺骨に含まれているのか?

疑念の多くはここに集中します。「そもそも遺骨ってカルシウムの塊じゃないの?そこに炭素なんてあるの?」という疑問です。
結論から言うと、遺骨にも炭素は含まれています。
しかしその含有量は少なく、火葬の方法や焼却温度、時間によっても変動します。人間や動物の体の大半は水分で構成されていますが、残りの有機成分の中心には炭素があります。火葬後に残る遺骨や遺灰には、わずかですが炭素や炭素化合物が残存しており、そこから特殊な方法で炭素を抽出することができます。
ただし、炭素の含有量が不安定であったり、製作に必要な量を満たさない場合もあるため、近年ではペットの毛や生前にカットして保管していた毛、ひげなどから炭素を採取する方法が主流になっています。

嘘かどうかを分けるポイントは「製造方法」にある

遺骨ダイヤモンドの真偽を判断する最大のポイントは、製造方法の透明性にあります。
高品質な遺骨ダイヤモンドを製造している企業では、以下のようなステップで製作が進められます。

(1)炭素の抽出
専用の高精度機器を用いて、遺骨や毛から不純物を取り除きながら純度の高い炭素だけを抽出します。

(2)グラファイト化
抽出した炭素を「グラファイト(黒鉛)」という形に変換します。これがダイヤモンドの原料となります。

(3)高温高圧処理(HPHT法)
グラファイトを、ダイヤモンドが生成される地中の環境と同等の**高温(約1,500℃)・高圧(約5万気圧)**の装置で処理します。この工程で結晶構造が変化し、正八面体構造のダイヤモンドへと変化します。

(4)冷却・カット・研磨
結晶化されたダイヤモンドは冷却され、形を整えるためのカット(ラウンドブリリアントカットなど)と研磨が行われます。この時点で宝石としての輝きを放ち始めます。

このような厳密な工程を経て生まれる遺骨ダイヤモンドは、決して“嘘”などではなく、科学に裏付けられた技術によって作られる本物の結晶体です。

「嘘」と言われる背景には何があるのか?

以下のような理由で、遺骨ダイヤモンドに対して「嘘では?」といった印象が広まってしまうことがあります。

• 一部の悪質業者による誇大広告や製造の実態不明
• 製造に時間がかかる(数か月)ため、進行状況が不透明に感じられる
• 消費者が「毛や骨から宝石ができる」という事実に対して直感的な違和感を持つ
• 他人の遺骨を混ぜているのでは?という不信感

こうした不安を取り除くには、**「どのように作られるか」**を透明性高く公開している業者かどうかが重要です。

「弊社の信頼性」の根拠と取り組み

当社「刻 -TOKI-」では、遺骨ダイヤモンドにおける信頼性確保のため、以下のような体制を整えています。

• 製造工程の詳細説明:HPやパンフレットで各ステップの流れを開示
• 炭素抽出の証明書発行:どの時点でどの原材料を使ったかを記録
• ダイヤモンドの鑑別書発行:GIAやIGIなどの国際機関による品質証明
• 個別管理体制:1つのオーダーごとにID管理を行い、混合の心配を排除
• 日本国内での問い合わせ対応&契約書発行:不安に思う方にも安心していただける対応を徹底

お客様との信頼関係を第一に考え、「大切な存在を形に残す」責任を持ってご対応しております。

遺骨ダイヤモンドを「嘘」で終わらせないために ― 科学と信頼に基づいた正しい選択を

「遺骨ダイヤモンドは嘘では?」そんな疑念からスタートしたこの記事では、科学的根拠、製造技術、法的観点、さらには信頼できる業者の選び方まで、あらゆる角度から真実に迫ってきました。結論として明確にお伝えしたいのは――遺骨ダイヤモンドは決して「嘘」ではありません。
ただし、それが「確かなもの」であるためには、いくつかの重要な前提が必要です。
まず、遺骨に含まれる炭素量は限られており、特にペットの場合、骨からの炭素抽出が難しいこともあるため、毛や被毛からの採取を推奨する理由もご理解いただけたのではないでしょうか。

私たち「刻 -TOKI-」は、「今を大切にすること」「後悔のないお別れをすること」「かけがえのない命との時間を形に残すこと」を理念に掲げ、偽りのない真摯な供養のかたちを提供し続けています。
最後に、この記事を読んでくださったあなたに伝えたいことがあります。
「遺骨ダイヤモンドが嘘か本当か」ではなく、
**“誰の手で、どのように、どんな想いで作られるのか”**を重視して選ぶことこそが、最も大切な判断基準です。
どうか、あなたやご家族の大切な存在との絆が、信頼できるかたちで永遠に刻まれますように。

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